2015年(H27年)1月1日から「ひとり親家庭等医療費」の
入院時の食事療養標準負担額に対する助成がなくなりました。
入院中の食事の費用は、
健康保険から支給される入院時食事療養費と入院患者が支払う標準負担額でまかなわれます。
入院時食事療養費の額は、厚生労働大臣が定める基準にしたがって算出した額から平均的な家計における食事を勘案して厚生労働大臣が定める標準負担額を控除した額となっています。
入院時の食事の負担は、食数に関わらず1日単位で計算していたものを1食単位の計算
一般 1食¥260
住民税非課税世帯 1食¥210
住民税非課税世帯で過去1年間の入院日数が90日を超えている場合 1食¥160
260円×3=780円
780円×30日=23400円
「ひとり親家庭等医療費」はもともと
保険外併用療養費の初診料
薬ビン代
健康診断
予防接種
差額ベッド料
文書料
証明手数料
など、保険診療とならないものは助成対象になりません。
保険診療一部負担金が無料になるだけです。
ですから、
差額ベッド代や入院時の食事代を考えて
医療保険に入っておくことも必要かもしれません。
差額ベッド代はなんと、個室になると一日¥7500にもなることも
シングルマザーは、生活だけでも大変ですが
最低限の医療保険に入って
入院の備えをしておくといいですね。